家族の家の為に物件探し
収入及び立地条件や建物自体のグレード等を念頭に入れた物件探し
どこの家庭でも住まいを構えようと考えると、家族構成や各人のライフスタイル、あるいは10年、20年先のライフステージにおける生活を考えながら、一方で、収入や家計収支を念頭に入れて物件探しするわけです。特に、大都市部では地価が不動産バブル時代と比較すれば大幅に下がったとはいえ、敷地代の負担の大きいことに変わりがありません。経済成長の実感を味わえなかった25年ほどのサラリーマン生活では自己資金に余裕のある人が多くないのです。従って、定年までの雇用不安を抱えながら住宅を買うためには相当な金額の住宅ローンを抱える決断が必要になるので、数十年先までの家計シミュレーションを行ったりすることが不可欠です。
また、物件探しでは検討する地域の立地条件や物件自体の広さ、設備などの違いで不動産売買価格が大きく異なるので、売り出し中の多くの不動産情報の中から家族の希望に沿いそうな物件を絞り、現地周辺の生活環境を把握したり、物件の内覧をして候補を絞り込むのです。この場合にも、販売価格の高いほど建物のグレードが良かったり、生活環境の良いものが多いので、経済的負担との関係で迷いながら最終候補選択の決断になるわけです。しかしながら、物件探しでは多くの希望条件の中から家族の住まいとしての利便性や生活環境とのバランスを考えながら決める作業なので、焦って決めることは禁物です。
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